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ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

やきとり庄兵衛

「やきとり庄兵衛」は桜通りから一本入った路地にある焼鳥屋。
創業60年になるという老舗だ。
横引きの扉を開けると左手が少し開き気味のL字のカウンター。
右手がテーブル席と小上がりになっている。
40人は入れるだろうか。
思ったより広いという印象を受ける。
カウンターの丸椅子に座る。
日ノ出町店も同じだが整然とネタの並ぶショーケースが美しい。
それを眺めながら、レモンサワーをグラスで頂く。
牡蠣のシーズンに入っているので、牡蠣を味噌焼きにしてもらう。
さらに砂肝とレバーを塩で頂くことにした。
テレビでは相撲中継。
音量は最小限に絞られている。
人の話し声と時折焼き物のはぜる音がするほか、ほとんど音のない店内。
年配のお客さんが多く静かで落ち着く。
淡々と、次々に入る注文をこなしていく厨房の動きも無駄がなくていい。
安心して緩い時間を過ごせる場所だ。
ただし、平日はかなり混むので雰囲気は幾分違うかもしれない。
締めて¥1310也。
(2006.11.20)


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